こんにちは!商社OL Nです。
この記事では、商社一般職の業務内容や、1日の流れについて公開していきます👩💻
あくまで一例ですが、参考になればうれしいです!
※商社がどういった業界なのかについては割愛させていただきます。業界について知りたい方は、企業HPや就活サイトなどがわかりやすいと思います☺︎
- 就職活動や転職活動中
- 商社・一般職に興味がある
- どんな業務をしているのかイメージがわかない
- 社員の生の声を聞きたい

私の現在の状況は以下のとおりです!
・残業なし
・コロナ対策で週1出社
・フレックス制度利用
商社一般職の業務内容は?総合職のサポートではない!
輸入・デリバリー業務

私は営業部に所属しており、いわゆる「輸入貿易」を行っています。
そのなかで業務の大半をしめるのが、輸入・デリバリー業務です。
文字通りですが、海外から商品を輸入し、国内の客先へ販売しています。
私の場合、輸入元は1社、国内の客先は8~10社ほどとなっています。
それくらいわかるよ!という方もいると思うので、もうすこし具体的に業務内容を解説します(笑)
総合職と一般職の比較もしていきますね。
総合職 | 一般職 | |
商品発注 | 輸入元に発注。 仕入価格・数量・日程等の決定を行う。 | |
輸入・通関業務 | 船のスケジュール調整など。 | 輸入元や船会社から届いた書類を通関業者に提出。 必要書類の作成・提出。 |
入庫業務 | 船の到着に合わせ、倉庫と入庫日を調整。 コンテナ運搬の車両手配など。 | |
国内デリバリー | 契約締結。販売価格や数量決定。 新規取引先への営業など。 | 客先からの発注書をもとに倉庫へ出荷依頼。 納品書なども作成。 |
商品発注
商品発注については、すべて総合職が英語で行います。
よって、私が英語でやりとりすることはほぼありません。
(英語を使わないなんて、私が例外なだけかもしれませんが^^;)
英語が苦手な私にとっては、この部署に配属されてラッキーだったと思っています(笑)
通関業務・入庫業務
こちらは、毎日行う業務ではありません。
書類が届き次第、船が到着し次第、展開していくといったかたちです。
通関業務・入庫業務は私たちが直接できることではないので、その道のプロにおまかせしています。
たとえば、、、
輸入元から船積書類(インボイスやBL)などが届いたら、通関業者に転送します。
その後船が日本に到着したら、通関業者は送った書類を元に通関を切ってくれるので、外国貨物を内国貨物(日本で販売できる商品)にすることができるのです。
スムーズに輸入ができるよう、各業者への書類送付や日程調整はかかせません。
国内デリバリー業務
逆に、国内のデリバリー業務はほぼ毎日行います。
客先から、「○月○日に商品Aを○個ほしい」といった発注書が来るので、それにもとづいて出荷依頼書を作成し、倉庫へ送付します。
1ヶ月分まとめて発注が来るところは、こちらも数日分まとめて依頼書を作成すればいいのですが、都度発注してくるところもあるので、毎日FAXやシステムの確認をしなければいけません。
急な発注や、内容の変更がある時は、客先と電話でやりとりしたりもします。
社内処理

2つめ。輸入・デリバリー業務とおなじくらい大切な業務が、社内処理です。
社内処理は完全に一般職の業務であり、総合職が行うことはほとんどありません。
処理をするといっても、正確には営業経理部に社内処理依頼をし、それをもとに営業経理部が処理を完了させます。
社内処理とは、たとえばこんな感じです。
- 売上計上依頼
➡︎売上がたったよ〜という処理 - 在庫入庫依頼
➡︎輸入した商品が会社のものになったよ〜という処理 - 出金・送金依頼
➡︎請求がきたから支払うよ〜という処理
つまりいくら営業部ががんばって商品を売っても、社内処理をしないと「会社の売上」にはならないわけです。
そして、社内処理をしないと取引先に入金できないのです。
このように、社内処理を依頼する際は、漏れなく正確に!ということが大切になってきます。
0がひとつ多いだけで、何百万のマイナスが出てる!?なんてことになってしまいますからね><
雑務

そして、業務内容3つめは雑務です。
雑務と聞くとなんだかいやな感じがしますが、安心してください!変なことはしません(笑)
おもに行うことは以下のとおりです。
- 郵便物の仕分け
- PDFをとってメール
- 祝電・弔電などのとりまとめ
担当の業務に直接関係することではなく、部や課のために行う業務です。
総合職は外出や出張が多いので、それらがない一般職が雑務を行うことがほとんどです。
無心でカッターで郵便物を開けたりするのですが、意外と好きだったりします(笑)
ここまで、おおまかに業務内容を3つにわけて紹介しました。
ご覧いただいてわかるように、一般職はサポートをするだけじゃないんです!
輸入・デリバリー業務においては、総合職と一般職がペアになって取り組むのでサポート的な要素もあるかもしれませんが、基本的には一般職も責任ある業務をまかされていますし、裁量のある職種だと感じています。
出社日の1日の流れ
続いて、1日の流れを紹介します。
ざっくりですが、タイムスケジュールは以下のような感じです。

早起きが苦手なので、フレックス制度を使って10時に出社します。
メールチェックやデリバリー業務をしていたら午前中はあっというまに終わり、すぐにランチタイムです(笑)
課のミーティングは月に1回ほどなのですが、総合職の報告がメインになります。
もちろん私たちも意見や質問など気軽にできます。仲良しな課です☺︎
そして、さきほど紹介した業務内容をこなしていき、残業なしで退社します。
残業は絶対にしたくないので、どうしてもいそがしい時や急な業務が入った日以外は、すぐに帰ります。
主婦の方もたくさんいらっしゃるので、わりと定時で帰りやすい雰囲気になっているとは思います。
私は主婦でもなんでもないですが、ちゃっかり帰ります(笑)
まとめ

ここまで、業務内容・1日の流れについて紹介させていただきました。
あくまで「私の場合」ですので、全ての一般職がこうであるとは限りません。
そこだけ注意してくださいね><
ただ、あらためて一般職は、自分で業務の優先順位を決めることができ、自由に働くことができる職種だなと感じます。
時間に追われるということがないので、その日にあわせたタイムスケジュールを組んで取り組めますし、ライフワークバランスもいいのではないかと思います。
一般職のメリット・デメリットについてや、就活体験記もまた書こうと思っているので、楽しみにしていただけたらうれしいです。
ここまで見ていただきありがとうございました☺︎
それではまた!
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